科目名 □ソフトウェア工学
担当教員   松本 正雄     
対象学年   3年   クラス   [245]  
講義室   12105教室   開講学期   前期  
曜日・時限   火2   単位区分   選択  
授業形態     単位数   2  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

どこの企業や自治体も、長年の間、個別の情報システムがいくつも作られ運用されている。問題はばらばらの情報システムを全体最適化できずにいること。システムには古くなって再生が必要なもの、市販品の中から今後購入するもの、新規開発するものと色々である。統合的に完備してゆくには「ソフトウエア工学」の知識がいる。ソフトウェア分析設計方法、ソフトウエアプロセス、検証指向開発方法など重要技術を重点的に習得してゆく。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 ソフトウエア工学序論

ソフトウエア工学とは?
2 ソフトウエア設計論1

ソフトウエアの分析設計の基本は何か?(System-Decomposition)

ソフトウエア分析設計手法はどう発展してきたか?(構造化手法、オブジェクト指向、SOA)
3 ソフトウエア設計論2

構造化手法の重点
オブジェクト指向の重点
4 ソフトウエア設計論3

サービスコンピューテイングの重点
5 演習課題1

小規模システム開発を取り上げ、その開発プロセスと実際のシステム分析設計を行う
6 演習課題2

同上の続き
7 演習問題3

同上の続き
8 ソフトウエアプロセス論1

ソフトウエアプロセスモデル(Waterfall,Spiral,Rapid Prototyping)
9 ソフトウエアプロセス論2

ソフトウエアライフサイクルの課題(変更困難への対応)
10 ソフトウエア開発:検証指向と非検証指向

なぜ検証が必要か?
非検証指向との比較
11 検証指向1

システムの検証方法(原因結果グラフ)
12 検証指向2

システムの検証方法(Case-Effects)
13 ソフトウエア再利用

なぜ重要か?
促進策
14 全体の総括
まとめ
 

学習・教育目標/Class Target ソフトウエア工学が情報化(ソリューションの実現と発展)にどう役立つかを演習課題を交えて習得する。  
評価基準/GradingCriteria 1.基礎的事項の各々を理解できた  2.基礎的事柄の各々を体系として理解できた  3.基礎的事項の応用ができる程度に意味を咀嚼できた  4.ソフトウエア工学を活用して情報システムを開発保守することができる  
評価方法/GradingMethod レポートと定期試験を総合して評価する。上記評価基準のいづれも満足しなかった→不可、上記の1つを満足した→可、上記の2つを満足した→良、上記の3つを満足した→優、上記の4つを満足した→秀  
受講上の注意/Class Rules  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class ソリューション工学を履修済みであることが望ましい  
教科書/Text
著者名 松本正雄  
著書名 『ソフトウエア開発・検証技法』  
出版社名  
ISBNコード  
指定図書/Assigned Books
著者名 ロジャー S.プレスマン  
著書名 ”実践ソフトウェアエンジニアリング”(訳本)  
出版社名  
ISBNコード  
参考文献/Bibliography
著者名  
著書名  
>出版社名  
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